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自発的に英単語学習をさせる授業の仕掛け

ICT

こんにちは。
ICTのねこです。

中学校で英語科の教員をしています。

最近、わたしが英語科の課題だと思っているのは、生徒に単語を定着させることです。

小学校では英単語を600〜700語扱っていることになっています。

(東京書籍より https://www.tokyo-shoseki.co.jp/question/j/eigo.html

しかし子どもたちは聴いて理解できるけれど、書けないことが多いのです。

そして中学校で新たに1600〜1800語扱うことになります。

ペーパーテストが主流となっている高校入試を考えると、やはり英単語は書けないと、彼らの将来に影響があります。

そのため英単語を書く事はとても重要だと考えています。

今回は、英単語定着のためにわたしが行っている実践について投稿したいと思います。

アンケート結果

はじめに、実際の生徒が答えたアンケート結果はこんな感じです。

(人数がマーケティングの視点からみると不足していることは自覚しています)

全体の96.4%が覚える努力をしています。
全体の94.5%が覚えられるようになったと回答しました。
少しと回答している生徒も含めると100%達成です。これ以外考えられないが16.4%もいることにびっくりです。笑。

このようにパーセンテージで見ていただくと、とても高い水準を示しています。

授業の流れ

わたしの授業の流れは大体こんな感じです。

(日によって構成を変えることはあります)

①帯活動(歌/単語テスト)

②その時間の主活動

③復習(文法/単語学習用Kahoot!)

帯活動 単語テスト

事前準備 

Google formsで自動採点される単語テストを作っておく。

制作方法はこちらを参考にしました。https://youtube.com/@gigach

流れ 

  • 覚えさせたい単語の一覧を生徒に渡しておく。
  • 範囲を指定し、合格ラインを伝えておく。(ちなみにわたしは25単語中20単語記述で全問正解が合格ラインと厳し目です)
  • Googleformsで作成した、単語テストをGoogleclassroomに上げておく。点数がすぐ反映されるようにして複数回挑戦できるようにしています。
  • 早く終わってしまう子のために1年間の単語を全て単語テスト化してどんどん先に進めるようにしています。
  • 時間を指定して満点になるまで同じ単語テストに取り組ませる。
  • わたしの場合は単語テスト挑戦→一覧表で復習→再テストを10分でできるところまでさせています。

単語テストについては、noteにも書いていますので、良ければお読みください。

51 【授業実践】令和の単語暗記法?https://note.com/ict_english_cat/n/n1d90c5139ce6

復習(文法/単語学習用Kahoot!)

わたし、実はKahoot!認定クリエーターです。

めちゃめちゃKahoot!使っています・・・。笑。

Kahoot!って何なん?という方は、こちらをご覧ください。

02 特別支援とKahoot! 

02 特別支援とKahoot!|ICTのねこ
今回は特別支援学級でのKahoot!の実践結果についてお話ししたいと思います。 あくまでも実践例ですので、 各学級・学校の実態に応じて参考程度にしていただければ幸いです。 実践は複数回行っていますが、主に自立活動で利用しています。 (パーソナルスペースのこととか・・・) Kahoot!って何? ちなみにKahoo...

単語学習とKahoot!の相性は抜群です。

上であげている単語テストはどうしても無機質な感じが出ますが、Kahoot!で反復学習をゲームとして行うことで楽しみながら学ぶことができます。

ひとつ不規則動詞の実際のKahoot!をあげておきます。

一度お試しいただけたらと思います。

Play Kahoot! | 不規則動詞過去形
Play this kahoot titled 不規則動詞過去形

こんな感じで、授業でICT活用を行なっています。

参考になれば嬉しいです。

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