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多忙な教員が取り組みたい時短アイディア その3【授業効率化編】

ICT

こんにちは。

ICTのねこです。

Twitternoteをしています。

良ければ遊びに来てください。

簡単なプロフィールです。

ICTのねこ|note
公立中学校、英語教師、ワーキングマザー、特別支援学級(知的)の担任。 授業改善、業務効率化、ICT活用、学力向上、個に応じた支援を目標に校内暗躍中。 とりあえず「よくわからんけど、とにかくやってみよう」という実験体質。 最近は日本語教育について関心高め。 Twitterしてます。

今回は、「授業中にできる時短・効率化アイディア」についてです。

なぜ授業中の時間の効率化が重要か?

私たち教師にとって最も大切なのは、授業です。

授業の準備や授業の中身を削って時短するのは本末転倒だと思います。

わたしは授業は「最大限学習効果を上げ、かつ効率化された時間」であるべきだと思っています。

授業においては時短=効率化だと思うのです。

授業中の時間の効率化が重要な理由は、

子どもたちが限られた時間の中で多くのことを学ぶためです。

教師が授業中に時間を無駄にすることは、

子どもたちの学習成果に大きな影響を与える可能性があると言えます。

また、効率的に授業を進めることで、

子どもたちが授業に集中できる環境を作ることもできます。

学習効率を上げながらも時短するためには、教師は授業時間の効率化を心がけることが最も重要です。

言い換えるとタイムパフォーマンスを上げると言うことではないでしょうか。

時間は何より大事です。

授業前の準備

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生徒たちに予習をさせる方法

効率的な授業を行うには事前の準備も必要です。

  1. 事前資料の配布
  • 授業の前に関連する資料を配布し、子どもたちに事前に内容を把握させましょう。
  • 資料はプリントではなく、動画やオンライン教材、購入している副教材なども活用できます。
  1. クイズ形式で課題を出す
  • 授業前の予習として、教科書やワーク類の内容をまとめたクイズを出題してみましょう。
  • 正解の提示は授業中に行うようにして、子どもたちは事前に学習するように仕組み作りをします。
  1. ディスカッションの実施
  • 授業の前に議題を提示し、授業当日は子どもたちにディスカッションをさせてみましょう。
  • ディスカッションで得られた知識をもとに、授業中により深い学習を進めることができます。

これらの方法を組み合わせることで、子どもたちに予習を促すことができます。

子どもたちが授業に積極的に参加し、より深い学習を進めるためにも、教師は予習の重要性を認識し、積極的に取り組ませたいところです。

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授業で使う教材を工夫して理解を深める方法

教材を工夫することで、子どもたちがより理解を深めることができます。

  1. 視覚的な教材の活用
  • グラフや図表、写真などを用いて、子どもたちに見える形で説明しましょう
  • 子どもたちがイメージしやすいように、分かりやすい図や模型を用意しましょう
  1. アクティブラーニングの導入
  • 子どもたちが積極的に参加したくなるような課題を用意します
  • グループワークやディスカッションを取り入れ、子どもたちが自分自身で考える力をつけられるようにします
  1. 実践的な課題の提供
  • 例えば、現実世界での問題解決のための課題を出すことで、子どもたちが学習内容を実践的に理解できるようにします
  • 実際に手を動かして、何かを作り上げるようなプロジェクト型の課題を出してみる

授業中の時短アイデア

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グループワークを行う方法

英語科におけるグループワークの具体例は、こんな感じです。

  1. グループディスカッション:子どもたちをグループに分け、英語でトピックについて話し合いをする。
  2. ロールプレイ活動:子どもたちをグループに分け、英語の劇や映画からのシーンを基にしたロールプレイ活動を行う。
  3. 共同作成:子どもたちをグループに分け、ポスター、物語や劇、ショートムービーの脚本を共同で作成する。
  4. ディベート活動:子どもたちをグループに分け、英語でトピックについてディベートを行う。

英語科の実践例を挙げてみましたが、他の科でも応用が効くと思います。

英語科の実践例としてわたしがオススメなのは瀧沢広人先生の本です。

これらの活動は、子どもたちが英語を話す機会を増やし、コミュニケーション力や協力する力を発揮させることができます。また、グループワークを通じて、子どもたちは自分たちで問題を解決するスキルを身につけることができます。

ロールプレイ(ちょっと違う?)
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質問を促す方法

  1. 直接質問する:子どもに直接、「この問題はどうやって解けばいいか分かりますか?」と尋ねることで、子どもが解答や自分の思いを言うことができます。適切なヒントが必要な場合もあります。
  2. 小グループディスカッション:子どもたちを小グループに分け、議論や意見交換をさせることで、積極的に話す機会を増やすことができます。例えば、「この問題についてグループで意見を出し合ってみましょう。」と指示を出します。司会者を立てたり時間を伝える事によって効果的な議論になります。
  3. 考える時間を与える:子どもたちに問題や課題を提示し、考える時間を与えることで、じっくりと考える時間を持たせることができます。例えば、「この問題について、5分間黙って考えてみましょう。」と指示します。
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子どもたちの自己学習を促進する

子どもたちが自発的に学習する方法例です。

  1. 問題解決型学習:子どもたちに問題を提示し、自分たちで解決策を考え出すよう促すことで、自己学習の意欲を高めることができます。例えば、グループで課題に取り組むことや、研究プロジェクトを行うことです。
  2. リソース提供:子どもたちに必要なリソースを提供することで、自己学習のための基盤を整えることができます。例えば、書籍、オンライン資料の提供や、学習支援サイトの紹介を行うことです。
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オンライン教材を活用する

効果的に授業を行うにはオンラインの活用はかかせません。

  1. オンライン学習プラットフォームの活用:オンライン学習プラットフォームを活用することで、子どもたちが自分のペースで学習することができます。例えば、Google classroomCanvaなどのプラットフォームを使用することで、オンラインテスト、課題、論文などを提出することができます。教師は、子どもたちの進捗状況を確認し、個別のフィードバックを提供することができます。
  2. 教育用アプリの活用:教育用アプリを使用することで、授業の中でのインタラクティブな学習を促すことができます。例えば、QuizletKahoot!などのアプリを使用することで、子どもたちが自主的に学習することができます。また、教師はクイズやゲームを作成し子どもたちのモチベーションを高めることができます。

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今回はこの辺で!!

最後までお読みいただきありがとうございました。

またお会いしましょう。

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