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多忙な教員が取り組みたい時短アイディア その1

ICT

こんにちは。
ICTのねこです。
Twitternoteをしています。
良ければ遊びに来てくださいね。

簡単なプロフィールです↓

ICTのねこ|note
公立中学校、英語教師、ワーキングマザー、特別支援学級(知的)の担任。 授業改善、業務効率化、ICT活用、学力向上、個に応じた支援を目標に校内暗躍中。 とりあえず「よくわからんけど、とにかくやってみよう」という実験体質。 最近は日本語教育について関心高め。 Twitterしてます。


さて、今回は教師の時短アイディアを紹介していきます。


家庭と仕事の両立を目指す教員としては、日々の時間との闘いは避けられません。
少しでも皆さまの時短に結びつけば幸いです。

今回は「その1 教材のデジタル化」です。

【書類のデジタル化】

ねこT
ねこT

あなたの机の上はキレイですか?

授業に使用する資料や教材を

デジタル化することで、

書類の管理や保管にかかる時間を

かなり短縮できます


例えば、電子黒板やプロジェクターを活用して、

①手書きの資料をデジタル化したものを投影することができます。

印刷をする時間黒板に書く時間がカットできます。

③教科書やワークシートなども電子書籍として配信されている場合があるので、そういったものを利用することで作成の手間も軽減できます。


会議資料や日々配られるプリント類もこの際全部デジタル化しましょう

デジタル化したあと、全捨てできれば1番ですが、あとで使うかもしれない大事な書類は保管していると精神的にも安心できると思います。

こうならないために、書類をデータ化しましょう。

デジタル化のメリット

デジタル化することで、こんなメリットがあります。


1.書類を探す時間が減る

 探し物の時間も実はけっこうかかってます。数分と侮らず、探し物の時間を減らすだけで効率的に作業を進めることができます。


2.机の上や中から書類が減る

 書類が減るとスッキリした空間ができます。それだけで机がキレイになります。


3.いつでも見ることができる

 全ての書類が手元に残ります。携帯やタブレットなどの中に大量の書類が格納されます。


4.持ち運ぶものが減る

 カバンの中に入れていた教科書やノートがデジタル化されれば、一つのガジェットに全てのデータが収まります。持ち運びしていたものが目に見えて、体感として減ります。

教材研究のために持って帰っては持ってくるという筋トレしてました。

何でデジタル化する?

わたしがデジタル化するのに主に使っているのは、ScanSnapix1600です。


両面読み取りが毎分40枚と、速度も精度も高いので、確実に読み取ってくれます。

かなりの厚みのある書類や、自炊本もストレスなくスキャンできます。

また文字を検出する機能や本体とiPadがWi-Fi接続できるなど便利なポイントがいっぱいあります。

正直買って絶対損しない製品だと思ってます。

しかし購入をするとなると、オープン価格56,100円(富士通HPより)と高額ですよね。

わたしのオススメはレンタルです。

もし必要だと思ったら

購入を検討してください。

こちらなら4000円から借りられます。

現在10%オフのキャンペーン中です。

スキャナーを使うほどでもないという方は、

スマホのカメラで画像として取り込んでしまうのも効果的です。

注意事項としては、

保管先は厳選してください。

あちこちにデータがあると、データが迷子になってしまいます。

わたしは

ScanSnapの保存先▷Googleドライブ

他のもの▷iPhoneのメモアプリ

に保存することにしています。

予定が絡む出張などの書類はiPhone純正リマインダーに添付しています。

参考までに。

デジタル化したデータの活用方法

では、その「デジタル化した教材などのデータをどのように使っていくのか」の例です。

  • 授業ノートのデジタル化:教師が授業ノートをスキャナーで取り込むことで、デジタル形式で保存・管理できます。これにより、子どもたちがノートを紛失した場合でも、授業ノートの内容を提示、確認することができます。不登校の子どもたちにオンラインで共有することも可能です。
  • 試験問題の作成:教師が過去に出した試験問題をスキャナーで取り込むことで、再現性の高い予測試験問題集を作成させることができます。教師の保管用としても利用できます。
  • プリント教材のデジタル化:教師が教科書やワークシートなどのプリント教材をスキャナーで取り込むことで、デジタル形式で保存・管理できます。紛失した場合でも、再度プリントアウトする手間を省くことができます。また、デジタル化されたプリント教材は、オンライン学習プラットフォームにアップロードすることで、子どもたちが自分のペースで学習することも可能です。
  • 手書きの資料やノートの共有が可能です。研究会やグループワークでの共有や、子どもたちの補助教材として使用することができます。
  • 教材の改訂・修正:教師が以前に作成した教材をスキャナーで取り込み、デジタル形式で保管しておくことで、必要な場合に改訂や修正が可能です。そのため、教材の改良や更新が簡単になります。
  • 生徒の課題の提出・評価:教師が生徒が提出した課題をスキャナーで取り込むことで、デジタル形式で管理・評価することができます。これにより、紙ベースの課題管理からデジタルベースの課題管理に移行することもできます。(元からデジタル化させるという手法もあります)
  • プレゼンテーション資料の作成:教師が手書きの資料をスキャナーで取り込み、プレゼンテーション資料を作成することができます。これにより、手書きの資料からデジタル形式の資料に移行することができます。また、デジタル形式の資料は、オンライン授業や遠隔会議で使用することができます。

机の上に大量にあったり、ファイルに綴じている書類がなくなることで、かなりのストレス軽減になります。

まずは職場から、書類地獄脱出しませんか?

紙が消えると机もスッキリ!

ここでわたしの書籍の紹介をさせてください。

多忙なママに伝えたい!仕事と子育てを両立する教師のタイムマネジメント術

超図解 学びの革命!Kahoot!ではぐくむ非認知能力 教員必携ガイド

今回はこのあたりで。

またお会いしましょう。

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